侵入盗の発生場所は、一戸建てが一番多く、続いてマンション。会社・事務所もその次に多い場所です。「我が家もねらわれるのでは」「うちの会社はどこが危ないか」と改めて確認し、防犯対策に役立てて下さい。
また対策としてセキュリティシステム導入をお考えの方は、専門知識を持つ当社スタッフにご遠慮なくご相談下さい。
防犯対策
窓の防犯チェック 6/6
1.庭木は剪定をして死角をなくしていますか
2.窓ガラスの防犯性を知っていますか
3.クレセント以外に補助錠を取り付けていますか
4.トイレや浴室の高い窓には格子がついていますか
5.雨戸錠をきちんとかけていますか
6.窓の下や周りに足場となるものを置いていませんか
1.庭木は剪定をして死角をなくしていますか
侵入者の隠れ場所を作らないために、庭木の剪定を行うようにしてください。また、柵の代わりに生け垣にされている場合は、樹種をとげのある低木にしたり、すり抜けられないように工夫をして下さい。
2.窓ガラスの防犯性を知っていますか
防犯 性能 |
ガラスの種類 | 説明 |
---|---|---|
× | フロートガラス | 一般的に使用されているガラスです。建築物の窓ガラス、ショーウインドをはじめ、広範囲で使用されています。簡単に割ることが出来るので防犯性はほとんどありません。 |
× | 網入りガラス | 火災の時に熱で割れても破片が脱落せず、延焼を防ぐ働きをします。ただし網がガラス内部に入っていることで、ガラスの強度そのものは通常のフロートガラスより弱いです。しかもガラスの破片が下に落ちないので音がせず、侵入しやすいガラスと言えます。 |
× | 強化ガラス | フロートガラスを加熱・急冷させ、通常のフロートガラスの3~5倍の強度を持たせたガラスです。人 の衝突やバットなど角のないものの衝撃には強い強度を発揮します。しかも万が一割れても粉々に砕けるので、破片でけがをする心配もほとんどありません。た だしアイスピックなど先端が鋭利な金属の強い衝撃が加わると簡単に割れます。防犯性は低いです。 |
△ | 複層ガラス | 通常2枚のフロートガラスの周囲を封着し、その間に乾燥空気を密封したものです。フロートガラス2枚を破るので多少時間はかかりますが、ガラスの強度が弱いので防犯性が高いとは言えません。 |
〇 | 合わせガラス | 2枚(特殊な場合は3枚以上)のフロートガラスに、柔軟で強靱な中間膜を挟み、加熱・圧着したガラスです。強い衝撃を受けて破損しても簡単には開口しません。防犯性に優れています |
◎ | 合わせ複層ガラス | 複層ガラスの片側または両側を合わせガラスにしたものです。断熱性と防犯性の双方に優れています。 |
◎ | 複合合わせガラス | 2枚のフロートガラスの間に、多層の柔軟で強靱な中間膜とポリカーボネイト板、パンチングメタルなどを挟み、加熱・圧着したガラスです。通常の合わせガラスより更に防犯性に優れています。 |
3.クレセント以外に補助錠を取り付けていますか
窓についているクレセントは、防犯用というより『すき間無く窓を閉める』ためのものです。
最近はそのクレセント部分に抜き差しできるカギが付いたものや、クレセント自体がセキュリティシステムのセンサーになっているものがあります。
一般の家庭に付いているものは、ガラスを破って簡単に開けられてしまうものが多いので、補助錠を取り付ける、防犯窓用フィルムを貼る、ガラスを防犯ガラスに交換する、等対策をした方がいいでしょう。
凹凸ガラス用のフィルムや「焼き切り」という手口に強いフィルムも販売されています。
4.トイレや浴室の高い窓には格子がついていますか
トイレや浴室の窓は死角になっていることが多いので、侵入者にとってはねらいやすい部分です。窓に格子を取り付けて対策をすることは必要ですが、アルミで できた たて格子でビス止めのものなどは、強く引っ張ったり、バールでこじると簡単に外せてしまいます。できるだけ長いネジでしっかり固定するようにし、またネジ の頭はドライバーなどでつぶすなど対策をしましょう。また強度のあるいげた格子などに交換するのもいいでしょう。トイレや浴室の窓は死角になっていることが多いので、侵入者にとってはねらいやすい部分です。窓に格子を取り付けて対策をすることは必要ですが、アルミで できた たて格子でビス止めのものなどは、強く引っ張ったり、バールでこじると簡単に外せてしまいます。できるだけ長いネジでしっかり固定するようにし、またネジ の頭はドライバーなどでつぶすなど対策をしましょう。また強度のあるいげた格子などに交換するのもいいでしょう。