侵入盗の発生場所は、一戸建てが一番多く、続いてマンション。会社・事務所もその次に多い場所です。「我が家もねらわれるのでは」「うちの会社はどこが危ないか」と改めて確認し、防犯対策に役立てて下さい。
また対策としてセキュリティシステム導入をお考えの方は、専門知識を持つ当社スタッフにご遠慮なくご相談下さい。
防犯対策
玄関(戸) | 窓 | 外周(庭) |
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玄関(戸)の防犯チェック 6/6
1.施錠はかならずしていますか
2.外出時にカギを扉周辺に隠していませんか
3.ピッキングに強いカギを使っていますか
4.かぎ本体を破壊に強いものにするか、補助錠をつけていますか
5.インターホンを付けていますか(できればカメラ付き)
6.玄関扉が通行人から見えますか
1.施錠はかならずしていますか
2.外出時にカギを扉周辺に隠していませんか
侵入者はカギをかけ忘れた扉や窓をねらっています。ゴミ捨てなど短い時間でもカギをかける習慣をつけてください。また郵便受けの中、マットレスや植木鉢の 下、水道・ガスメーターボックスの中などにカギを隠さないようにしてください。侵入者に合い鍵を渡しているようなものです。
3.ピッキングに強いカギを使っていますか
防犯性の高いカギは、溝が深くカギ山(ギザギザ)の数が多いカギや、ディンプルキーなどのようにくぼみが多数あるカギです。防犯性の低いカギをお使いの場合は、できればシリンダー部分を取り替えるか、補助錠をつけましょう。防犯性の高いカギをお使いの場合でも、侵入者の手口も日々進化しています。開けられないカギはないといっても過言ではありません。シリンダーの性能を過信せず、最低でも『ワンドア・ツーロック』を心がけましょう。「侵入を遅らせる」「侵入をあきらめさせる」ことが大切です。
4.かぎ本体を破壊に強いものにするか、補助錠をつけていますか
主錠のタイプは大きく分けると、箱錠、円筒錠、インテグラル錠、チューブラー錠に分かれます。
防犯 性能 |
主錠の種類 | 説明 |
〇 | 箱錠 | ノブとカギ穴が離れているタイプです。屋外側からはカギで、屋内側からはサムターンをまわすと、デッドボルト(かんぬき)が出て施錠できます。 彫り込み箱錠・・・ケースをドアの中に収めるタイプです。一般住宅の玄関などに使用します 面付け箱錠・・・ケースをドアの屋内側の表面に取り付けるタイプです。マンションの鋼製ドアなどに使用します。 |
× | 円筒錠 | 屋外側のノブの中心にカギ穴があるタイプです。屋内側のノブの中心にあるプッシュボタンを押して施錠すると、屋外側のノブが回らなくなります。ラッチボルトだけでデッドボルト(かんぬき)はありません。 |
△ | インテグラル錠 | 屋外側のノブの中心にカギ穴があるタイプです。屋内側のノブの中心にサムターンがあります。箱錠のようにラッチボルトとデッドボルト(かんぬき)がついています。 |
△~〇 | チューブラー錠 | ケースがチューブ状あるいはそれに近い形状なのでチューブラー錠と呼ばれています。デッドボルトによる本 締まり施錠ができるので、高品質のモノなら防犯性があります。見た目は円筒錠に似ていますが、内側のノブにはプッシュボタンではなくサムターンがついてい るのが特徴です。円筒錠同様、室内の間仕切りに使われます。 |
5.インターホンを付けていますか(できればカメラ付き)
侵入者はインターホンを押すことで在宅かどうか調べたりします。インターホンにカメラが付いているものだと家の中から顔を確認でき、さらに録画機能のあるものだと外出中も不審者をチェックすることが出来ます。近頃の侵入者はスーツや作業服を着ていたりするので一見侵入者とはわかりません。ドアを開けずにインターホンで対応することは安全への第一歩です。宅配の荷物もインターホンで「どこから送ってきたものか」確認してからドアを開けるようにしましょう。
6.玄関扉が通行人から見えますか
侵入者が隠れてピッキングやこじ開けが出来るような環境は作らないようにしてください。見通しの悪いところには防犯カメラやセンサー付ライトなどを設置して対策をしましょう。